八重山地方の至るところで見られるオオゴマダラ。
よほどの強風でなければ年がら年中その辺で見られる。
ふわふわ飛ぶ姿は「南国の貴婦人」とも呼ばれ沖縄「県の蝶」にも選ばれている。
ゆっくり優雅に飛ぶ蝶は多くが「毒蝶」で、幼虫の食草である毒草の毒素を体内にためているため、
鳥に襲われない。

貴婦人には毒があるというのは生物によく見られる特徴である。
ヒレに毒針をもつハナミノカサゴなども同様である。

成虫はよく見るが、野外において滅多に蛹の姿を見る人はいない。
(西表島だと滅多に見ない生きものを「ヤマネコより見ない」と表現することが多い)
いるはいるだろうが、食草であるホウライカガミの葉の裏にいるなどかなーり見つけづらい。
実はオオゴマダラの蛹は石垣空港でひっそりと展示されている。
多くの人が通らない場所なので見逃されがちだが、ぜひ見てほしい。


余談ではあるが、沖縄県内ではオオゴマダラの蛹を販売している農園がある。
